沖縄戦の「集団自決」をめぐる高校日本史教科書検定の問題で、林博史・関東学院大学教授が11月27日、教科書検定調査審議会に提出した意見書を公開しました。
高校日本史教科書の検定問題について、「新しい歴史教科書をつくる会」が「修正申請が認められた場合には法的措置を検討する」などとしているということです。
沖縄戦の「集団自決」記述をめぐる高校日本史教科書検定問題では、検定で修正を余儀なくされた5社に加え、検定では訂正意見が付かなかった1社も訂正申請をおこないました。一方で、『産経新聞』2007年11月11日付の報道が気になりました。
高校日本史教科書での沖縄戦の「集団自決」検定問題で、11月6日から7日にかけて新たな動きがありました。
『読売新聞』2007年11月3日付に、『「必修逃れ」発覚1年』という記事が掲載されています。
高校日本史教科書の「集団自決」検定問題について、集団自決強制を削除して検定に合格した教科書会社が11月1日、削除された記述を復帰させた上で軍の関与があったという内容をより強めた訂正申請をおこないました。
高校日本史教科書での沖縄戦「集団自決」検定問題について、毎日新聞社が文部科学省教科用図書検定調査審議会の社会科担当の委員のうち3人への匿名アンケート方式での取材に成功し、うち2人が「検定結果は不適切」としていたことがわかりました。
高校日本史教科書の「集団自決」検定問題で、教科書会社1社が訂正申請する見通しになったことが、10月27日までにわかりました。
10月24日の衆議院文教科学委員会で、石井郁子議員(日本共産党)が質問をおこないました。
沖縄戦の集団自決に関する高校日本史教科書検定問題で、少なくとも4社が「軍の強制」の記述を復活させる訂正申請を検討しているということです。
『琉球新報』2007年10月11日付『文科省調査官が介入、波多野委員が初明言 教科書検定審議』によると、沖縄戦での集団自決に関する教科書検定について、文部科学省の調査官が介入している実態が明らかにされました。
高校日本史教科書での「集団自決」検定問題について、米紙『ニューヨークタイムズ』が10月7日付で記事にしています。『しんぶん赤旗』(2007/10/9)と『琉球新報』(2007/10/9)が同記事の要旨を紹介しています。
高校日本史教科書検定での「集団自決強制」削除問題で、「新しい歴史教科書をつくる会」は10月4日、検定意見の撤回をしないように文部科学省に申し入れました。〔『asahi.com』2007/10/4〕
高校日本史教科書で「集団自決」強制の記述が削除された問題で、文部科学省は記述について再検討の方策を探る方針を固めたということです。
沖縄戦での集団自決に関する高校日本史教科書の記述が文部科学省の検定で削除された問題に関して、沖縄県はもちろん、沖縄県外の各地の地方議会でも削除撤回を求める意見書が続々と可決されているということです。(『asahi.com』2007/9/27『検定撤回求める議決、沖縄以外でも 集団自決教科書削除』)
中央教育審議会の専門部会は次期学習指導要領の方針として、小中学校の社会科について、1990年代に削減された内容を復活させる方針を固めました。
「つくる会」教科書問題について、同会は新しい出版元を決定したということです。
文部科学省は8月28日、次期学習指導要領で高校世界史を引き続き必修にする案を、中央教育審議会高校部会に示しました。一方で委員からは様々な意見が出てまとまらなかったということです。
◎高校世界史、引き続き必修にできる? 議論百出(『asahi.com』2007/8/28)
◎高校世界史、引き続き必修にできる? 議論百出(『asahi.com』2007/8/28)
東京都教育委員会は7月26日、都立中高一貫校5校で「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社版社会科歴史・公民教科書の採択を決定しました。
高校日本史教科書の検定で、沖縄戦の集団自決の日本軍関与について文部科学省が検定意見を付けて「なかった」という立場での修正が施された問題がありました。6月19日の衆議院沖縄北方特別委員会での川内博史議員(民主党)の質問で、検定を担当した教科書調査官の一人が「新しい歴史教科書をつくる会」の監修者が主宰する共同研究グループにつながっていたことがわかりました。(『琉球新報』2007/6/19)


