大阪市立工芸高校・第二工芸高校(大阪市阿倍野区)で、工業科教員向けの産業教育手当を美術科教諭に支給していたと、『asahi.com』で報じられています。
工芸高校・第二工芸高校は校舎を時間差で共有していますが、それぞれ全日制・定時制単独の別の学校組織です。両校とも工業デザイン系の学科を有する工業・美術系専門高校です。
『asahi.com』の記事によると、教育職員免許法の規定に基づき、学校から大阪市教委に対して、美術教諭に工業科の授業を担当させる申請を出して認められ、工業の授業に対して手当てが支給されているということです。
工業デザインという分野の特質から、美術とは専門分野が重なり合います。工業デザインを専門にする工業科教員を探して採用するよりも美術教師に担当させた方が実務上都合がよいと考えても不思議ではありません。
また、産業教育手当支給は手続き上も実務上も違法でも何でもないということですが、財政難の中で産業教育手当そのものが不適切な手当ではないかという指摘も上がっているということです。
手当の支給の是非については、財政難だからうんぬんという観点よりも、本当に必要な手当なのかという教育活動上のそもそもの意味づけから議論されるべきでしょう。
(外部リンク)
◎美術教諭に工業教諭手当、大阪市立高が最長34年間(『asahi.com』2008/4/25)
2008/04/25(金)
美術教諭が産業教育手当を受給:大阪市の高校
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