指導文書によると、「(1)選抜テストでの受講者選考や保護者の受講料支払いなどは、義務教育の機会均等という観点から疑義があること。(2)特定の私塾への学校施設提供は、学校の公共性から見て疑義があること。(3)教材開発への教職員の関与は、公務員の兼業禁止規定から見て疑義があること。」の3点をあげています。
この夜間授業については、学校側は公式には「学力向上」をうたっています。しかし「学校の授業についていけない生徒の受講は負担になる」などと校長が説明したことなど、むしろ学力をいわゆる「受験対策」と通俗的に狭くとらえて「『進学校・難関校』といわれる高校への進学率向上」を目指したものではないかという疑念がもたれるものです。
「学校間・地域間の競争や、通俗的な狭い意味での学力競争などをあおる傾向が、他県と比較して強い」というイメージのある東京都教育委員会ですら、中止を求めるような指導を出さざるを得ないというのも皮肉な話です。東京都教育委員会ですら中止を指導する事態になったところに、この夜間授業の問題点が現れているような気がします。
(当ブログ過去記事)
- 公立中学校内で学習塾開講?(2007/12/9)
- 公立中学校内で学習塾開講?・その2(2007/12/10)



