京都府京田辺市の少年野球チーム「京都田辺硬式野球部」に所属していた中2男子生徒が今年10月、「試合敗戦のペナルティー」などとして坂道をダッシュさせられるなどの過酷な練習を強要された末に熱中症で死亡した事件で、被害生徒の両親は京都府警田辺署に、当時の総監督(63)を業務上過失致死容疑で告訴しました。
「敗戦のペナルティー」として特訓させるという発想自体が、重大な問題です。しかも、十分な休憩や水分補給など適切な措置をとらなかった上、異変に気づいても救急車を呼ぶなどの措置をとらなかったとされていることは、明らかな過失といえます。
元総監督に対しては、適正な調べがすすめられるべきだといえます。
また同時に、この問題にとどまらず、過去にも部活動や少年スポーツチームでの熱中症事故は多く発生しています。スポーツ指導の際、熱中症を予防するための科学的な方法論の周知徹底などを前進させていかなければならないでしょう。
◎当ブログ内関連記事:京都の少年野球チームでの熱中症死亡問題、チームを解散へ(2005/10/22)
2005/12/28(水)
「京都田辺硬式野球部」での熱中症死亡事件:元総監督を告訴
- ◆次の記事:読書録:『教育と国家』(講談社現代新書)
- ◆前の記事:「酒気帯び運転で懲戒免職」撤回相次ぐ:大阪府
トラックバック
- トラックバックURL:
なぜ野球少年は命を奪われたのか?
11月30日、このBlogでもたびたび取り上げた、京都・京田辺市の「少年野球・死のシゴキ事件」の現場で取材をしてきた。写真は、亡くなった少年を含む野球チーム所属の選手たちが、63歳の総監督から「敗戦のペナルティー」練習を強要された木津川堤防沿いのグラウンドである...
少年野球で”特訓死”遺族が決意の告訴…
報道ステーションでやっていた。昨秋のこの事故で亡くなった少年の親が監督を告訴した。今考えても、そこにいた大人全員の責任だと思うけど、親としては誰かを悪者にしないと気が済まないんだろう。一方では息子を目の前で見殺しにしてしまった自責の念も当然あると思う。...



